来ていたのでちょっと厚着をして出かけたのですが、結果としてそれは失敗だったと
認めざるを得ません。。。
セントラルパークで太陽に照らされながら健康的にランチを頂いた後、セントラルパーク
の中にある公園で子供とすべり台などで戯れました。最近子供を公園に連れて行くと、
本当に屈託のない笑顔で喜んでくれますので、我々のほうも何だかとてもハッピーな
気分になってしまいます。
公園で遊んだ後は、80st くらいまで歩いて北上し高級スーパーのゼイバースで買い物
をしました。こちらの友人から頂戴した鯖が大変美味しかったので、鯖を大量に
調達して帰りました。アッパーウェストだし優雅に買い物できるかなーと思っていたので
すが、日曜ということもあって激込みで、ベビーカーを押しながら店内を歩き回るのは
至難の業でした。でも運動にもなったし、個人的には満足しております。また行ってみたい
ですね。
NHKでプロフェッショナル仕事の流儀という番組をやっています。見ておられる方も
多いかと思いますが、この番組は大変すばらしいと思います。私は、海外にいます
が幸運にもこの番組を2週間遅れ程で見ることができます。
中でも、脳神経外科医の上山先生の話は大変興味深かったです。事情があって私
は幼少時から医者という存在に関してまず疑いを持ってかかる癖があります。一方
で私はこれまで大変すばらしい医者の先生にも出会ってきました。思うに医者という
のは2種類しかいないような気がします。すなわち、プロかアマしかいません。ライセ
ンスを受けているのにアマというのはいかにも矛盾した感がありますが、正直アマに
分類せざるを得ないと思ってしまう医者も世の中にはたくさんいるように思います(だ
からこの話は形式論でなく実質論であることを念頭においてください)。
上山先生は、天下一品のプロです。世のアマチュア医師に上山先生のような存在が
いることを知って欲しいです(ここでは上山先生のすばらしさについて詳述するのは
控えますが)。そして自分の頭でもう一度プロとは何かを考えて欲しい。この間この
ブログで書いた腰の医者にもできれば知って欲しい。彼など、来週必ず書面を送ると
患者に約束しておきながら、ついに送ってこなかった。実行できんものを患者に約束
するな。約束したならどんな些細なことでもきちっと実行しろ。できぬのなら頼むから
白衣を脱いでくれ。多少厳しいですけど、私は、常々、プロとはそういうものだと思って
きましたし、上山先生のお話を聞いてそれを再確認させて頂いた次第です。
専門職に就いている者として自戒の念もこめて。
妻と子供はセントラルパークで遊ぶこともあるのですが、そのときに撮影した写真です。
緑が綺麗ですよねー。
本当は臭いマンハッタンもここだけは別世界のようです。
今日は、これから、おにぎり持ってセントラルパークへエクスカーションに行きます。
その後は、ゼーバース(高級スーパー)で美味しい食材をゲットする予定。
楽しみ楽しみ
うちの子は、最近、妻のことをたまに「マミー」などと呼んだりします。そのこと自体
我々には大変な驚きをもたらしましたが、最も不可思議なのはその発音の上手さ
です。かなり、アメリカ人入ってるんですけど。。。マミーに限らず、うちの子は普段
から念仏のように一日中ぶつぶつでかい声で喋り続けるのですが、その際の発音
もちょっと日本人でないような感じです。
うちの子って、外出時にアメリカ人から喋りかけられることが随分多いんです
よね。あるお店なんかではスタッフのほとんどがうちの息子のことを知っていて、
買い物に行く度にいろいろ話しかけられヒーロー気取りなのです。そんな訳で、
本人も反射神経的に英語のようなものを話していると推測されます。
彼はアメリカ国籍も持っていますが、今後どうなっていくことやら。
私は腰痛持ちなので、余裕があるときに、一度医者でも行っておこうと思って、近くの
開業医のところへ行ったのですが、大失敗でした。
最初に訪問したときは、保険を含めたお金の話をスタッフから聞かされたのですが、
アウトオブネットワークではあるものの、全ての診療は保険のカバー対象になり、当該
保険の規定に従った支払いのみが発生すると明確に伝えられました。アウトオブネット
ワークだから嫌だなーとは思ったんですが、全診療が保険の対象になりうるのであれ
ば最低限の安全は確保されると思い、deductible分として200ドルだけ最初に支払い
ました。まず、MRIを先に撮れとお決まりのように言われたので、別の診療所でMRIを
撮った上で、上記の開業医を再訪問したのですが、ここに至って初めて詐欺的誘引に
気が付きました。たいてい腰の治療なんて牽引くらいしかなく、当初のスタッフの言葉か
らすると当然牽引も保険対象ということになるのですが、ここに至ってドクターはなんと
牽引は保険対象外というではありませんか。それでも、日本の経験からすると、牽引分
の支払いなんて大したことないだろうと思いながら、ほんでなんぼと聞いたら、20回強制
通院で4200ドルと言うではありませんか(約50万)。誰がそんな金払うかボケと一瞬
英語でいいそうになりましたが、流石に理性的になって、なぜ最初に牽引は保険対象外
で莫大な費用がかかることを説明しないのだと詰問しても、MRIを撮ってみないと最終的
な診療方針が決まらんなどとおっしゃる。しかし、スタッフはたしかに全診療がカバーされ
うると言っていたし、もし例外があるのであれば必ず事前に通告しておく義務があるはず
だと私は考えます。思うに、この開業医は、MRIの結果にかかわらず、ほぼ100%に近い
確立で牽引を患者に勧めていることは間違いなく、そうであれば、当該医院のメインの
治療法に関する料金の詳細が初回に説明されないのは明らかに専門家としての説明
義務に違背する行為と言わざるをえません。特にアウトオブネットワークの患者に対して
はなおされです。なぜなら、その患者は、最初に牽引の価格が莫大なものになることを
説明されていれば、そもそも、MRIの撮影を含めその医院を通じて医療行為を受けるこ
とを拒否して、合理的予算内で治療を受けられる他の選択肢を模索する機会が与えられ
たかもしれないからです。
私にとっては、今回の200ドルは授業料みたいなもんですね。MRIは転用できるので、
まあ違うお医者のところに持参することで損害は一部回避できるのかもしれませんけどね。
今日は頭にきたので、早速文書をメールで送りつけ、必ず書面で回答を送付せいと言って
おきました。
この医者もしかしたら優秀なのかもしれないのですが、いわゆるdue process(適正手続)
を踏まない専門家はクズと一緒です。私欲が先行しすぎている。初回に費用をバラしたら
多くの患者が牽引を受けなくなる、だから、MRIを先に撮らせてそれを前提に牽引を受け
るように心理的強制をしやすくするために、費用についての説明をあえて後ろにずらすという
手法ですね。医者は受付スタッフには初回で牽引費用の詳細を患者に伝えないよう口封じを
しているに決まっている。こんなやり方はプロとして失格だ。