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2025/07/08 21:53 |
脳神経外科医の上山先生に思う

NHKでプロフェッショナル仕事の流儀という番組をやっています。見ておられる方も
多いかと思いますが、この番組は大変すばらしいと思います。私は、海外にいます
が幸運にもこの番組を2週間遅れ程で見ることができます。

中でも、脳神経外科医の上山先生の話は大変興味深かったです。事情があって私
は幼少時から医者という存在に関してまず疑いを持ってかかる癖があります。一方
で私はこれまで大変すばらしい医者の先生にも出会ってきました。思うに医者という
のは2種類しかいないような気がします。すなわち、プロかアマしかいません。ライセ
ンスを受けているのにアマというのはいかにも矛盾した感がありますが、正直アマに
分類せざるを得ないと思ってしまう医者も世の中にはたくさんいるように思います(だ
からこの話は形式論でなく実質論であることを念頭においてください)。

上山先生は、天下一品のプロです。世のアマチュア医師に上山先生のような存在が
いることを知って欲しいです(ここでは上山先生のすばらしさについて詳述するのは
控えますが)。そして自分の頭でもう一度プロとは何かを考えて欲しい。この間この
ブログで書いた腰の医者にもできれば知って欲しい。彼など、来週必ず書面を送ると
患者に約束しておきながら、ついに送ってこなかった。実行できんものを患者に約束
するな。約束したならどんな些細なことでもきちっと実行しろ。できぬのなら頼むから
白衣を脱いでくれ。多少厳しいですけど、私は、常々、プロとはそういうものだと思って
きましたし、上山先生のお話を聞いてそれを再確認させて頂いた次第です。

専門職に就いている者として自戒の念もこめて。

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2006/10/09 11:15 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

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