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2025/07/08 15:34 |
日米大学比較

日本では、東大、京大、一橋、早稲田、慶応と、まあいろんな大学がありますが、
私は、一応上の大学のうちの一つを卒業しています(ただし、文系)。当時、入っ
てしまえば就職には
困らないと言われていたし、正直周りでまともに授業に出て
勉強に励む者は
ごく少数派だったように記憶しています。バイトに励む者、サー
クル活動に励む者、
資格試験にのめり込んでいく者等、皆思うままに青春を楽し
んでいましたが、大
学の授業にアクティブに関与する人材は皆無でした。一方、
アメリカの大学はど
うでしょう。私の妹は、アメリカの大学をこの春に卒業したよう
ですが、常に勉強に
追いまくられていたようです。アメリカは、大学と実社会との
架橋が極めて合理的になされているように感じます。アメリカでよく勉強する人は
ときにバイトもしますが、こういう人達は、バイトで社会経験を培えるため大学で
の勉強は特段必要ないといった考え方を決して持ちません。また、アメリカでは、
実社会も、大学での勉強が極力効率的に進むように、きっちりと配慮をしてあげ
ているように思います。文系に関して言えば、日本とアメリカではシムテムに質
の差がありすぎます。日本では腕力にものを言わせて孤独に勉強して勝ち上が
ることも十分可能なのですが、そういうやり方だと、合理的なシステムのもとでき
っちり底
上げしてくるアメリカにはどうしても勝てないような気がします。日本では、
そういった点に配慮してか、分野によってはどんどん制度改革を促進しようとして
いますが、結果はいつも折衷的な中途半端なものになってしまいます。まあ、
日本人だから仕方ないのかな。。。 以上は直感ですからね。この記事もあまり
真に受けないで。一生懸命制度改革しようとしている方もいらっしゃる訳だしね。

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2006/08/08 12:14 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
ホームステイの恩恵

私は、中学のとき、運よくT市の選抜試験をパスして、オーストラリアにホームステイに行った
経験があります。交換留学という形であったため、オーストラリア人に日本の家にステイして
もらったこともあります。
期間は各3週間程で、英語力を伸ばすにはいささか短すぎる期間ではありますが、夢一杯の
中学3年というタイミングで海外に飛び出していくことは、わが人生において、極めて重要な
意味を持っていたように思います。中3と言えば、皆受験で必死になっている時期かもしれま
せんね。私は、このホームステイで正直勉強を犠牲にしたと思います。ホームステイをあきら
めて、塾に通って勉強しまくっていれば、一時的に多少オツムはよくなったかもしれませんし、
その後の進路もちょっとは変わったかもしれません。
しかし、この時期に得た得体の知れない情熱みたいなもんが、長い目で見れば、結果として
威力を発揮してくれました。

私が言いたいのは、感受性の陶冶って結構重要だということ。多少の遅れはすぐ取り戻せま
すし。長い人生、やはり骨太な生き方が必要ではないでしょうか。普通に小さいころから、勉強
ばっかりしてたら、今頃どうなってたんだろうか。。。きっとここにはいないだろうなー。

ただ、私、昔から変わり者と言われていたので、あまり真に受けないで下さいね。結果は保証
できません(笑)。


2006/08/07 08:05 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
連邦倒産法の申請をした航空会社とそうでない会社

先日の旅で、アメリカン航空のサービスに不満を感じた。5時間のフライトで
飲み物の提供しかなかった(食べ物は買ってくれと言われた)。一方、デルタ
は同じ時間のフライトで簡単な軽食を出してくれた。

ご存知のとおり、アメリカの航空会社は、アメリカン等の数社を除き、チャプタ
ー11(連邦倒産法のことで、日本の会社更生法や民事再生法に類似)の申請
をしている。デルタも申請を行った会社の一つである。日本では、余程のこと
がない限り、通常倒産手続を踏まないが、アメリカでは、会社戦略の一環とし
て、チャプター11の申請を行い、過剰債務の整理を行いつつ経営再建を行うこ
ともある。

デルタとアメリカンを庶民的観点から比較考察する限り、連邦倒産法の申請を
行わず一応優良企業の外面を整えるやり方が、連邦倒産法の申請を行い身軽
になった他社からの競合圧力にさらされる中で、一般消費者の利益に一定の悪
影響を及ぼしている気がしてならない。

経費削減はどんな企業でもやっていることだが、顧客満足を減じるようなやり方
は本来ふさわしくないように思う。


2006/08/05 23:20 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
子連れで楽しむニューヨークグルメ

我々は、ニューヨークに来て以来、子育てに時間を取られ、レストランでおいしい
食事を頂く暇もなかなか取れなかったのですが、今回は、0歳の子供がOKだった
お店についてちょこっとだけ紹介しましょう。

① MEGU  ☆☆☆☆☆
 トライベッカにあります。お店の中心にある氷像は初めて行く方には新鮮に映る
こと間違いなし。予約段階で小さな子供がいることを予め説明しておくと、かなり
広いスペースを提供してくれました。お店の雰囲気からして子連れは無理かもと
思っていたのですが、このお店はかなり寛容でした。味も大変よろしいかと。

② ブーレー ☆☆☆☆☆
 ニューヨークの有名フレンチレストラン。ここもトライベッカにあります。まず、子
連れは無理だろうと思って予約の電話をしたら、意外にもOKでした。子連れでフレ
ンチなんてとんでもないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、たまには
美味しいものを食べて、奥様の労をねぎらうことも必要ですよね。ただ、子供がよく
眠ってくれる時間帯を見極めて予約する方がよろしいかと思います。一応、スペー
スには気を使ってくれると思います(私達は、一番奥のゆったりできるスペースを
提供して頂きました)。フレンチではその他ダニエル等も行ってみたいのですが、
断られても、またブーレーに行きます。それだけ美味しかったということ。

③ リンゴ ☆☆☆☆
 ランチしか行ってないので、何とも言えませんが、店員は概して大変親切です。
繊細さとボリューム感を兼ねそろえていて、美味しいものをたくさん食べたい人向
かも。

④ 江西会館(Kang Suh) ☆☆☆☆
 コリアンタウンにある高級焼肉店。お店の性質からして、子連れは特にお咎めな
し。焼肉の場合、むしろ、こちらが清潔感を見てお店を選ぶべきだと思います。
この点、Kang Suhはコリアンタウンのお店では最も清潔な部類に入ると思います
ので、自信をもってお薦めできるかと。このお店は知り合いの韓国人に紹介して
(というかご馳走して)頂きました。。。


2006/08/05 22:12 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
ニューヨーク出産事情①【費用面】

ご存知のとおり、アメリカでは国民健康保険のような制度が存在しないため、基本的に
は各自が民間の医療保険に加入する必要があります。出産に関しても、保険がなけ
れば当然全額負担ということになってしまいます(ただし、メディケアといった公的措置
の恩恵に預かれる方は除きます)。ニューヨーク基準でいくと、マンハッタンで出産を
予定する場合、大きく分けて産婦人科の先生への支払いと大学病院への支払いを
想定しておく必要があります。
保険なしの場合、概ねその金額は以下のようになると思います。
   産婦人科   約60万程度
   病院      約100万円程度
その他にも無痛分娩に関する麻酔費用等がかかってきますので、為替レートが115円
程度としても、余裕をもって約200万はみておく必要があるかもしれません。また、帝王
切開や予期せぬ長期入院といった事情が重なると、100万単位で費用がかかってくる
ことも無保険の場合のリスクといってよいでしょう。

以上のように、日本と比較して莫大な出産費用がかかるため、通常は、出産をカバー
する医療保険に加入することが極めて望ましいということになります。しかしながら、
何らかの事情で、日本で妊娠はしたもののどうしてもアメリカで出産しなければならな
い(あるいはしたい)という方もおられるでしょう。かかる場合は、その人が渡米されるに
あたってのステイタスに大きく依存するかと思います。企業派遣で渡米されるような方
は会社の保険でカバーされるように聞いており、このような方は概ね問題ないのかも
しれません。しかしながら、本人ないしご主人が留学をする、あるいは、新たにアメリカの
会社に就職するといった場合は、妊娠時にアメリカの保険会社が発行する保険に加入し
ていないため、自力でそのような状況をもカバーし得る民間保険を見つけるのはかなり
厳しいという事態に追い込まれます。仮に見つけても、おそらく、極めて高額な保険料を
徴収され、無保険の場合と大して支払額が変わらないということになってしまうことで
しょう。

では、かかる場合、アメリカでの出産をあきらめるしかないかというと、これはかなり微妙
な判断になるかと思います。まず、留学の場合は、必ず、留学先の大学が推薦する保険
の保険約款を熟読してください。大学によって提携する保険会社が違うので何とも言えな
いのですが、場合によっては、妊娠発覚後何ヶ月経っていても、出産までに保険契約の
始期を迎えれば、当該保険約款に従い、出産費用をカバーしてくれることがあります(本
人負担は20%くらいで済む場合もあります)。したがって、仮に帝王切開等で費用が膨れ
ても、本人負担が割合的に限定されるため相当程度リスクをヘッジすることが可能となり
ます。
ただし、かかる場合でも欠点はあって、保険料そのものがかなり割高であることは覚悟せ
ねばなりません。感覚的には年間100万程度かかる場合もあると思ってよいかと思います。
そうすると、結局かかる費用は、
200万×20%+100万=140万ということになり、結論的には帝王切開等のリスクヘッジ
効果+トータル費用に関して多少の割安感というメリットしかないということになるのかも
しれません。

しかし、振り返ると、結局、置かれた現状を前提に、自分自身でどこまで、きっちりリサーチ
をかけるがが最も重要なことだと思います。仕事(ないし留学)と出産を両立させねばなら
ないときもあるでしょうし、かかる場合は、できる限り、勤務予定の会社や留学先の大学に
問い合わせをして、何が最もリスクヘッジにつながるかを確実におさえるのが肝要かと思い
ます。そうすれば、案外途は開けるのかもしれません。


2006/08/05 12:42 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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