フェルマーという数学者が大昔、下記の数式が成り立つことを発見し、自分自身証明
もできるのだが紙面が足りんようになったから誰か証明してねと言い残して死んでし
まいました。
n n n
X + Y = Z
nが3以上のときは、かかる等式を満たす自然数解(X,Y,Z)は存在しない。
nが2のときは簡単ですよね。ピタゴラスの定理ですわ。X=3,Y=4,Z=5を含めたくさん
解があります。でも3以上になるとないんですよねー。このシンプルな数式に魅了さ
れて、高校のときは数学者になりたいと思ったこともありました。こんなもん私の実力
で解ける訳ないのに、つまらん数学の先生の授業は全く聞かずにこの数式に孤独に
挑戦していた時期もありました(今思えば、アホですね)。
この数式、何百年もかかって、漸く最近、ワイルズ博士によって証明されました。かな
りの懸賞金を手にしているはずです。
しかし、僕が言いたいのは、「フェルマーさん、ホンマにあなたは証明の仕方を知ってた
の」ということです。ブラフやったんとちゃうかなー。誰か、自然数解があることを示して
くれればよかったのに。。。
どこの高校でも、大体高校2年生くらいで、文系か理系に分かれていきますよね。
理系に行けば将来はずっと理系、文系に行けばずっと文系みたいに皆さんは
思っていないでしょうか。あるいは、理系に行くから文系の科目なんて適当でいい
とか思われていませんか(逆も然り)?これからの時代、そういった発想では駄目
ですね。
理系でも論文など発表するときにはしっかりとした文章力が必要になるでしょうし、
文系でも、特にビジネスの分野では数字に弱いと面白い仕事はできないでしょうね。
ただ、この点について意識できている人は意外に少ないことに気が付きます。
そこのあなたチャンスですよ。ちょっと逆転の発想をすれば上へ行ける時代なので
すから。