先日フェルマーの定理について投稿したところ、妻からフェルマーは趣味の世界に入り
すぎてあかんとダメだしを受けておったのですが、懲りずに今日は数学オリンピックにつ
いて物申す。
最近、日本の高校生は数学オリンピックで輝かしい成績を残すようになりました。たしか
私が高校生くらいのころは、あまり成績もふるわず、銅メダルが一人でる程度だったよ
うに記憶しています。最近は、金メダルを取る日本人も出てきたようで、喜ばしい限りです。
今年の大会でも金が二人銀が3人でたようです。金が筑波大学付属駒場高校の生徒2人
で、銀が灘二人と三重の高田高校から一人です。本当にすばらしいですね。筑駒と灘と
いえば東西の横綱みたいな高校ですしきっと数学研究会みたいなところで切磋琢磨して
いるのでしょうが、三重の高校でこうして健闘している人がいるというのは誠にすばらしい。
ただ、あえて苦言を呈すなら、まだまだ超一流レベルになっていないということ。最近知った
ことですが、金メダルといっても満点を取る人から、何問か取りこぼす人までかなり幅広
いレンジが設定されているようです。ロシアや中国は満点をとる人材を輩出するものの
日本はまだまだ全然そのレベルに至っていないようです。せっかくここまで上がってきた
のだから、もう少しがんばって、近い将来満点を取るような人材が現れて、かつ総合順位も
ベスト3に入るような成果を上げてほしいと強く願います。がんばれ!
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